食器消毒保管庫を売る前に見る型番・電源・棚・搬出経路
食器消毒保管庫は、見た目が似ていても電気式・ガス式、片面扉・両面扉、収納できるカゴ数が違います。査定前に本体写真だけを送ると、電源や付属品、搬出の可否を追加で聞かれやすい機器です。まず銘板を見つけ、棚とカゴをそろえ、設置したままの状態で接続と通路を撮ってください。
銘板から型番・熱源・電源を読む

銘板は扉の内側、側面、操作盤の近くなどにあります。メーカー、型番、製造番号、電源、消費電力を一枚で読める写真が有効です。電気式でも単相100Vと三相200Vがあり、ガス式は都市ガス・LPガスの別が査定に関わります。
ホシザキの現行製品にも、奥行や扉構成、単相100V仕様など複数の系列があります。機器名だけで仕様を決めず、型番ごとに調べるのが確実です。銘板が薄いときは斜めから光を当てますが、操作盤や内部を開けて探しません。
棚・カゴ・扉と庫内の状態をそろえる

棚受け、パイプ棚、食器カゴは、次の設置先でそのまま使えるかを見る付属品です。庫内の奥へ重ねたままでは数が分からないため、扉を開けて全体を一枚、棚とカゴを分けて一枚撮ります。片面扉か、厨房の受渡しを分ける両面扉かも分かる角度が必要です。
- 扉の閉まり、ハンドル、パッキン
- 棚受けの欠品、カゴの変形や強い錆
- 庫内の焦げ、腐食、におい
汚れを隠すために強い薬剤で磨くより、乾いた庫内と欠品状況をそのまま伝える方が査定は進みます。
温度表示と運転音は停止前に残す

閉店や設備停止の前に、安全に通常運転できるなら、操作表示、庫内温度の上がり方、異常表示の有無を短い動画へ残します。運転時間を延ばして最高温度を試す必要はありません。普段の運転で温度表示とファン音が分かる範囲で十分です。
電源がすでに切れている、ガス閉栓後で試運転できない場合は、その事実を伝えます。「動作未確認」と「故障」は同じではありません。いつまで使っていたか、最後に出たエラー、修理歴が分かれば、推測せず添えてください。
搬出は本体寸法・重量・接続位置で決まる

大型機は高さがあり、両面扉やカートイン仕様では奥行きも増えます。設置場所から搬出口までの最狭部、天井高、曲がり角、段差、エレベーターは採寸対象です。厨房入口より本体が大きいなら、搬入時に扉や枠を外した可能性もあります。
三相電源、ガス、排水の切離しは有資格者や設備業者の範囲を含みます。配線や配管を切らず、接続部全体を撮って撤去条件を聞いてください。閉店でほかの機器もある場合は、厨房機器をまとめて査定する際の確認内容も参考にできます。
まとめ
食器消毒保管庫の査定は、型番、熱源、電源、扉構成、棚・カゴ、温度表示が始点です。大型機では、電気・ガス・排水の切離し状態と、出口までの最狭寸法も欠かせません。稼働中なら表示と運転音を短く残し、停止済みなら動作未確認との説明で十分です。本体、銘板、庫内、接続、搬出経路の写真があれば査定条件を合わせやすくなります。

