業務用ゆで麺機を売る前に見る型番・ガス種・給排水・搬出
ゆで麺機は、見た目が近くてもガス種、槽数、自動リフト、給水方式、排水口が違います。査定では「使えていた」だけでなく、次の設置先で仕様を合わせられる情報が必要です。閉店で電気やガスを止める前に、銘板と通常運転時の表示を残しておきましょう。
銘板から型番・ガス種・電源を読む

銘板は側面、前面扉の内側、背面付近にあることが多く、メーカー名、型式、製造番号、ガス消費量、電源が並びます。油や湯気で読みにくいときは、乾いた布で表面だけを拭き、正面と斜めから撮ります。
都市ガスとLPガスは同じ型式に見えても仕様が異なり、マルゼンやタニコーの現行機も、ガス消費量、接続口、給排水口、重量を機種別に掲載しています。元栓や配管の見た目だけでガス種を決めず、銘板の記載を使います。
槽・ゆでカゴ・給水部品を一点ずつ写す

槽の数、ゆでカゴ、フリザル、蓋、排水栓、オーバーフロー管を並べて撮り、自動リフト機ならカゴ受けと操作部も構成が分かる写真に入れます。別機器のカゴが混ざっている場合は、寸法を測って分けます。
槽内の腐食、穴、変形、スケールの厚い部分は隠しません。塩分の多い湯を扱う機器は、天板がきれいでも槽の縁や排水部へ傷みが出るため、強い薬剤で磨き上げるより現状が分かる写真を優先します。
停止前に点火・給水・リフトの動きを残す

営業で安全に使っている状態なら、点火、炎の安定、異常表示、自動給水、リフトの上下を短い動画へ残します。水漏れやガス臭がある機体は査定用に再点火せず、症状を文章で伝えます。
閉店後に元栓が閉まり、電源も外れているなら「動作未確認」とします。古い動画を現在の動作として送らず、撮影日を添えると状態の取り違えを防げます。
給排水・ガスの切離しと搬出を同時に考える

本体の幅、奥行、高さ、バックガード、脚の高さを測り、厨房出口、通路、段差、搬入口までの最狭幅と比べます。給水・排水・ガス・電源がどの面へ接続するかも全景写真へ入れます。
ガス管や給排水を店舗側で切る作業には、設備と契約条件に合う業者が必要です。熱い槽水を急いで排水せず、メーカーの停止・水抜き案内に従います。取り外し日と搬出日を別にするなら、接続口の保護方法も担当者間で決めてください。
ゆで麺機のほかにも冷蔵庫、作業台、食洗機が残る場合は、閉店時の厨房機器査定を頼む時期と準備も参考にしてください。営業終了日と搬出期限をまとめて伝えられます。
まとめ
業務用ゆで麺機は、型番、ガス種、電源、給排水、槽とカゴ、動作、搬出条件が査定の基本です。止める前に銘板と通常運転を撮り、異常がある機体は再点火しません。接続を自己判断で外さず、本体と搬出口の寸法をそろえて相談しましょう。

